オーバーチュアからヤフーになり何が変わったのか

2009/10/1から、オーバーチュア株式会社は、ヤフー株式会社に合弁されサービス名もオーバーチュアの「スポンサードサーチ」から「Yahoo! JAPAN リスティング広告」に変更されましたが、利用者から見て何がかわったのでしょうか。

基本的なサービスや管理が面などは変わっていませんが、多くのキーワードで最低入札単価の極端な上昇が見られます。これは、他でも同様のお話を聞きますので、今まで安く入札できていたキーワードに広告を出せなくなることになります。

ほとんど時期を同じにしてヤフーの検索順位の大幅な入れ替えが起きています。マイクロソフトとの提携の話がありますので、その影響も大きいのだとは思いますが、今までにないほどの順位入れ替えとなっているように感じます。

実際の検索結果をみていると「ヤフーの知恵袋」の内容が多く表示されています。知恵袋には、興味関心連動型広告の「インタレストマッチ」が表示されていますので、強制的に広告の露出を増やしているのではないかと思えてきます。

同じく、インタレストマッチ広告が表示されているallabaoutも検索結果に多く表示されるようになったように感じます。Googleアドセンスに比べて効果が出ていないインタレストマッチを優遇しているのでしょうか。

米国のYahoo!の状況を考えれば利益優先となるのは致し方ないとは言え、今までとまったく同じ手法は通じなくなってくるのでしょう。

情報商材の販売者やアフィリエイターには、厳しい状況となるでしょうが、中小企業に取っては今まで以上に重要な位置付けなると言えそうですね。